【世界遺産 五箇山米プロジェクト】富山県南砺市 × 五箇山農業公社 × 日の出屋製菓産業 日本の原風景・富山の稲作を守りたい ~南砺市五箇山地区での有機米(こしひかり)栽培の実証試験・販売への取組み~

創業99年の老舗米菓メーカー日の出屋製菓産業株式会社(本社:富山県南砺市、代表取締役会長:川合 声一)は、富山県南砺市、 五箇山農業公社と共同で、南砺市五箇山地区での有機米(こしひかり)栽培の実証試験・販売に取り組んでいます。

日本人の精神性の根幹、日本の文化の中心には 「米」が存在します。富山県は農作地における稲作の割合が日本一。富山の風景=日本の原風景といっても過言ではありません。弊社が生業としてきた「富山米を100%使用した米菓の製造・販売」は、富山の豊かな自然、風景、地域を守ることにつながると考えています。

日本の農業は今や深刻な高齢化の問題を抱えています。現状は農業人口の6割が65歳以上であり、35歳未満の働き盛りはわずか5%。農家の平均年齢は68.5 歳と、70歳に近い世代が農業に従事しています。
天候などの自然環境に左右されやすい農家に対し「収入が不安定」「体力的にきつい」といった、ネガティブなイメージを持った若者も多くいます。後継者不足の要因にもなっており、南砺市も同様の課題を抱えています。

五箇山農業公社は南砺市と連携のもと、2022年(令和4年)より有機JAS認証の取得と中山間地での自立した農業を目指した実証実験を開始。この活動に日の出屋製菓産業も参加し「世界遺産 五箇山米プロジェクト」として、自然豊かな南砺市五箇山地区で採れた有機米や高付加価値商品を、弊社の全国販売網で広めていきます。

有機JAS認証まで3年を目指し、2022年は「自然農法米」として収量500キロ程度収穫することができました。2023年以降は収量増加を目指します。日の出屋製菓産業は商品を通じて農業の現状と、お米の魅力を発信し、若者の農業離れに歯止めをかけたいと考えます。

有機JAS認証を取得予定の2024年までの間、弊社の国内外の販売網を活用し試売を続けると同時に、同じ志を持つ富山県内の加工業者とともに有機米を使用した商品を開発し、生産者と販売者のネットワーク・循環を作って参ります。
「世界遺産 五箇山米」に関する商品の試売やプレゼント企画等を今年行います。
全国のお客様に初年度の実証実験の自然農法米をご賞味いただく機会になればと考えています。

2023年3月4日より、ささら屋公式オンラインショップにて、税別1万円以上お買い上げ先着200名に令和4年産をプレゼント中。

↓↓詳細はこちら↓↓
https://www.sasaraya-kakibei.com/new/2023-03-03-174243.html


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